ZEB(省エネ・創エネ・畜エネ)

菱熱は、「脱炭素社会」の実現に向けて、
環境・資源・エネルギーの革新的な技術や研究にチャレンジし続けます。

ZEB 解説動画 「菱熱の取組み」篇

ZEBプランナー(2022年6月 登録)

ZEBとは、「Zero Energy Building」の略で、年間の消費するエネルギーの収支をゼロにすることを目的としたビルのことです。
従来型ビルで年間必要なエネルギーを省エネで削減し、CO2の排出を伴わない創エネで使う分のエネルギーを創り出すことにより、エネルギー消費量ゼロを目指します。
当社は、経済産業省資源エネルギー庁が創設したZEBプランナー登録制度(省エネビルのプランニングに係わる知見やコンサルティング能力を有する事業者をZEBの推進役として登録する制度:令和4年4月に新制度に移行)に応募し、令和4年6月24日付でZEBプランナーとして登録されております。
当社は、これまで培ってきた省エネ技術をベースに、お客さまの省エネ設備導入のご相談や補助金申請のお手伝いを通じて、ZEB化の進展に向け、より一層努めてまいります。
※主な変更点は、2021年10月に閣議決定された「第6次エネルギー基本計画」において『2030年度以降に新築される建築物についてZEB基準の水準の省エネ性能の確保を目指す』ことが示されたため、この目標を達成するためにZEBプランナー各社の定量的なZEB受注目標の設定を行うことになった。
なお、当社は旧制度において、平成30年2月23日付でプランナー登録していたが、今回の制度変更に伴い旧制度分を廃止、新たに新制度での登録を実施済(2022年6月24日付)

エネルギー消費量が正味ゼロ!

(出典:経済産業省HPより)

ZEB設計業務の受注実績・受注目標

項目 実績、目標 備考
2022年度
受注実績
300㎡未満 0件 自社ビルZEB化実績あり
(2019年度)
2,000㎡未満 1件
2,000㎡以上 1件
2025年度 受注目標 50%以上※  

※ 受注業務のうち、ZEBが占める割合

ZEBリーディング・オーナー(2019年11月 登録)

ZEBリーディング・オーナーは、国が定める基準値以上の省エネ性能を有するビルのオーナーを登録する制度です。
当社は、自社ビルのZEB化を推進し、国の基準値より50%以上の省エネを画しました。1年後の実績値では、72.6%の省エネを実現しました。

博多駅南Rビル ZEB化関連データ(2020年度登録分)

導入実績の建築物のコンセプト
導入実績の建築物概要
導入実績の仕様01
導入実績の仕様02

「新鮮で人にやさしい環境」の提案

エネルギー消費量が正味ゼロ!

省エネルギー

地球環境保全のため、世界全体が温室効果ガス排出量削減に向かう今こそ菱熱の培った省エネルギー技術を生かす時だと考えます。
菱熱は低コストで、低炭素化に寄与できる効果的なシステムの提案を積極的に推進します。

法規性と環境負荷低減への取組み

新築・増改築するビルが特定建築物の場合、「建築物省エネ法(2015年7月成立)」の「エネルギー消費性能基準」に適合することが義務付けられています。
当社は、建物の熱負荷を減らし、LED照明や高効率空調システム、太陽光などの自然エネルギーの活用など、建物用途や規模に合ったシステムを積極的に取入れ提案します。

創エネルギー

生活に欠かせないエネルギー。そのエネルギーの消費と地球環境保全は二律背反の課題であり、この解決策として期待されているのが再生可能エネルギーです。菱熱は、太陽光エネルギーを始め、風力などを有効に活用する技術をお客さまに積極的にご提案します。

太陽光パネル(当社屋上)

蓄エネルギー

再生可能エネルギーである太陽光や風力発電した電力を、建物で有効に活用するためには、蓄エネルギー(蓄電池)技術が不可欠です。今後建物は、エネルギーの自給自足を目指すZEB(ゼロ・エネルギー・ビルディング)へ移行していきます。また、大規模停電時におけるBCP(事業継続)などの観点からも蓄電池の導入が急速に進んでいます。菱熱は、省エネ、創エネに加え、蓄エネ(蓄電池)の活用によるZEB化などの提案にも積極的に取組みます。

蓄電池(当社屋上)