建物内の「温度・湿度・空気の流れ・清浄度」を、適切な状態に調整する設備を整えるための冷暖房工事をいいます。建物の中で人が快適に過ごせるように、空調機や換気機器を取り付け調整します。大規模な空間を有する建物になると冷水や温水などを創り出す熱源機器を導入し、そこから配管を伸ばして冷房・暖房を行います。
建物の水廻りを整える工事です。人が快適に利用できるように、トイレや給湯室などに便器や洗面器などの器具を設置し、給水配管と排水配管を接続します。また、温水が出るように給湯配管などの設置も行います。
建物が火災になった時に消火ができる設備を設置する工事です。建物の規模や用途などにより消防法で決められている消火設備を設置します。また、化学物質を扱う工場などには特殊な消火設備が必要になります。
美術館や博物館、コンピューターのサーバー室など、常に一定の温度と湿度が必要な建物や部屋に対して、必要な空調機や換気設備を選定し、機械故障時にも対応できるように予備の空調機を設置するなど、恒温恒湿を実現するための工事です。
一定の地域の冷暖房などの熱源を1ヵ所に集中させ、その地域の建物へ冷水や温水などを供給するための施設を地域冷暖房施設といいます。各建物には熱源機器が不要となり、コンパクトな空調設備を設置することで快適な住環境を創ることができます。地域冷暖房施設には巨大な熱源が必要となり、その機器を設置する工事です。
新鮮で人にやさしい環境を創るため、省エネルギー、創エネルギー、蓄エネルギーを積極的に推進しています。太陽光設備は創エネルギーとして、蓄電池設備は蓄エネルギーとして、環境負荷を低減するための工事です。